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Tue.03/28. 2006
「サウスバウンド」奥田英朗・著
題名のサウスバウンドの意味を知らないので翻訳機にかけてみました。
southbound 南行き[向け,回り]の.
主人公は上原二郎・小学六年生。また、思春期です。(過去文章参照)
物語は二部に分かれていて、第一部は東京・中野が、第二部では沖縄・西表島が舞台です。
主人公・二郎の父親は元・過激派で、アナーキスト。フリーライターらしいが
いつも家でごろごろしている。主人公の母が喫茶店「アガルタ」をやっていて
母の稼ぎが主な収入源のようです。そして、親戚関係などは謎に包まれてます。
この両親がとにかく凄い。お笑いのネタになるレベルの武勇伝ではなく
ホンモノの武勇伝たっぷりで、凄い迫力です。
第一部の東京・中野篇では、この両親はとくにいい味を出してる、という感じは
しなくて、ろくな大人いないなーという感じすらするのですが、
第二部沖縄・西表島篇では、とてもいい!この夫婦すごくいい!です。
第一部では、なんだか救いがないなー、どうなるんだこの家族…
まるでどんよりとした東京の空のようだなーと思っていたのですが、
第二部はスカッと晴れた沖縄の空のように爽快なストーリーが展開します。
主人公の父親・上原一郎は、最初はほんとにダメな親父だなーと思っていましたが
最後には、ほんとにカッコいいー!って思いました。
そして、母親・さくらもカッコいいー!です。カッコいい夫婦です。
沖縄・八重山地方の伝説もうまい具合に効いていて、最後にはちょっと感動します。
「過激派」とか「全共闘」とか難しい話も出てきますが、主人公目線の話なので
わりとわかりやすく説明されています。
主人公・二郎の友だちもいいキャラクターぞろいだし、
ちょっとしたエピソードなんかも細かくてグッときます。
もう、今さら遅いだろうとは思いながらも、カッコいい大人になりたいなーと
思わせられる小説でした。
題名のサウスバウンドの意味を知らないので翻訳機にかけてみました。
southbound 南行き[向け,回り]の.
主人公は上原二郎・小学六年生。また、思春期です。(過去文章参照)
物語は二部に分かれていて、第一部は東京・中野が、第二部では沖縄・西表島が舞台です。
主人公・二郎の父親は元・過激派で、アナーキスト。フリーライターらしいが
いつも家でごろごろしている。主人公の母が喫茶店「アガルタ」をやっていて
母の稼ぎが主な収入源のようです。そして、親戚関係などは謎に包まれてます。
この両親がとにかく凄い。お笑いのネタになるレベルの武勇伝ではなく
ホンモノの武勇伝たっぷりで、凄い迫力です。
第一部の東京・中野篇では、この両親はとくにいい味を出してる、という感じは
しなくて、ろくな大人いないなーという感じすらするのですが、
第二部沖縄・西表島篇では、とてもいい!この夫婦すごくいい!です。
第一部では、なんだか救いがないなー、どうなるんだこの家族…
まるでどんよりとした東京の空のようだなーと思っていたのですが、
第二部はスカッと晴れた沖縄の空のように爽快なストーリーが展開します。
主人公の父親・上原一郎は、最初はほんとにダメな親父だなーと思っていましたが
最後には、ほんとにカッコいいー!って思いました。
そして、母親・さくらもカッコいいー!です。カッコいい夫婦です。
沖縄・八重山地方の伝説もうまい具合に効いていて、最後にはちょっと感動します。
「過激派」とか「全共闘」とか難しい話も出てきますが、主人公目線の話なので
わりとわかりやすく説明されています。
主人公・二郎の友だちもいいキャラクターぞろいだし、
ちょっとしたエピソードなんかも細かくてグッときます。
もう、今さら遅いだろうとは思いながらも、カッコいい大人になりたいなーと
思わせられる小説でした。
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